【11月の聖句】恵み深い主に感謝しましょう

旧約聖書・詩編第118編29節

 

 

80歳のおじいさんとなったモーセさんは神さまから大切なお仕事をいただきました。

 

それは、エジプトで苦しんでいるイスラエルの人々を助け出してあげなさい、という命令でした。モーセさんは神さまからいただいた杖を持ってエジプトに帰っていきました。 そして皆を励まして、イスラエルの人々をエジプトから助け出したのです。モーセさんを信じ、神さまを信じた人たちはエジプトを出発しました。ところがしばらくすると、後ろからはエジプトの軍隊が追いかけて来ました。前は海です。どうしよう!

 

しかし神さまはモーセに言われました。

 

「その杖を高く差し上げ、海のほうに向けなさい」

 

すると不思議なことに海の水が右と左に分れて、間に道ができました。イスラエルの人たちは海の中に開けた道を渡って向こう岸に行くことができました。全員が渡ってしまったとき、エジプトの軍隊がやってきました。ところがそのとき、水が戻ってきて元の海になってしまったので、エジプトの軍隊は渡ることができませんでした。

 

こうして神さまに守られて、モーセを先頭に、イスラエルの人々は昔の遠い故郷の国を目指して長い長い道を旅して歩いていきました。

 

ところがとても困ったことが起こりました。「モーセさん、パンがありません」「食べるものがない」「モーセ、どうしてくれる!」

 

モーセさんは神さまにお祈りしました。神さまは言われました。

 

「明日の朝、天からパンを与えよう」

 

次の日の朝起きてみると、地面の上にずうっと遠くまで、白いものが薄く積もっていました。雪かな? 霜かな? これは何かな。取って口に入れてみるとおいしい。これは「マナ」というもので、その日から神さまは毎朝、天からマナを降(ふ)らせて、イスラエルの人々の旅を守ってくださったのです。皆は心から神さまの恵みに感謝しました。

 

神さま、わたしたちに感謝する心をお与えください。神さまにも、お家の人にも、友だちにも「ありがとう」が言えますように。また弱ったときには元気と力をお与えください。そしてお互いに感謝しあって、力を合わせて進んで行くことができますように。アーメン

(園長 井田 泉)