耐震補強工事完了のお知らせ

2014年7月下旬~9月上旬

幼稚園舎及び渡り廊下(絵本の部屋)の耐震補強工事が完了しました。

園舎と渡り廊下は、礼拝堂とともに1930年に建てられたもので、木造の近代建築として大きな価値が認められ、三つの建物を一体のものとして国の登録有形文化財に指定されています。

 今回の工事にあたっては、木のぬくもりある園舎の姿をほぼそのまま保ちつつ、より頑丈なものにするために、奈良県の文化財保護課のご協力・指導も得て実施しました。工事の過程では、床をはがして大量の土を掘り出し、コンクリートと鉄骨による深く大きな基礎が作られました。保育室を区切るパーテイションの位置の両端には、太い鉄骨の柱が立てられ、これを木の板で覆いました。床板、壁板1枚も大切にし、元の位置に復元されています。古い釘1本にも価値があるとのことで、新しい釘を用いる場合は、焼いてわざとさびを作る特殊な塗料を用いるなど、非常に細やかな工夫がなされています。

 幼稚園の母体である奈良基督教会からも物心両面の大きな支援を受けました。

 教会からはもちろん、奈良県、国からも大切なものとして見守られている木造の文化財の中で子どもたちが幼児期を過ごすのは、特別にすばらしいことではないでしょうか。

 ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

<工事前>

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これから工事が始まります。

<工事中>

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耐震補強工事が行われています。

<工事後>

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完了しました。

<竣工式の様子>

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完了しました。